佐賀県唐津市で毎年11月の2,3,4日に行われる「唐津くんち」。200年前に作られた1番曳山「赤獅子」をはじめに、唐津くんちで曳かれる14台の曳山の歴史と曳山・お囃子の特徴を紹介!巡行中の曳山それぞれの見どころや各曳山の町も!

曳山(ひきやま)とは

唐津くんちの曳山とは、
1819(文政2年)から1876(明治9年)の間に製作された、
主に和紙と漆で作られた巨大な漆器で、
獅子や兜、龍などを木製の車輪のついた台に乗せて、
台の前方に出た2本の綱で曳きます!
現在の唐津くんちでは、14台の曳山が唐津の町を巡行します。

他の地域のお祭りでは、
山車(だし)や山笠(やまかさ)と呼ばれるようなものですが、
見た目はかなり独特!


↓クリックで各町の説明に行けます!




各町のピンをクリックすると、 その町の曳山の写真が出ます!



1番曳山 刀町の「赤獅子(あかじし)」

1819年(文政2年)に製作された曳山です。
真っ赤な大きな獅子頭が特徴で、1本角を持っています。
落ち着いたゆっくりとしたお囃子が特徴的!
赤獅子は11月3日の御旅所神幸では、
御幣(ごへい)と言われる神さまの依り代を
角の後ろに付け、唐津の町を祓い清めながら巡行します。
※依り代(よりしろ)とは、神さまが憑かれる乗り物のようなものです

また、3日の御旅所神幸の際に
唐津神社前を出発し、唐津城内から出るまで。
現在のルートであれば、
唐津神社参道をまっすぐ進み、大手口バスセンターの横を通り過ぎ曲がるところまで。

「道囃子(みちばやし)」という、
雅楽調のお囃子を奏で、エンヤーの掛け声もせず、静かに巡行します。

赤獅子のお囃子が遠くから聞こえてくると、
スタンバイしましょう!
14台の曳山がやってきます!!
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<見どころ!!>

赤獅子の見どころは、
まずは赤獅子がやってきたときのワクワク!!

2日の宵山では、
赤獅子の囃子が始まって、動き出す…。
いよいよ唐津くんちが始まった!という
興奮と感動を感じられます!!

また、
3日の御旅所神幸での「道囃子」
普段の巡行で奏でられる「せり囃子」とは違う、ゆっくりとしたお囃子。

そこから、大手口バスセンターの横で
道囃子が終わり、せり囃子に切り替わります!
「ドン!」という太鼓の音とともに響き渡る、
曳子の大きな「エンヤー!」の掛け声。
鳥肌ものです!!

3日朝の唐津神社参道でしか聞けないお囃子!
ぜひ3日の朝は唐津神社参道へ!

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2番曳山 中町の「青獅子」

1824年(文政7年)に製作された曳山です。
緑の獅子頭と二股に分かれた角が特徴的!
そして青獅子だけは耳がくりんっと上を向いています。
跳ねるような、リズミカルなお囃子!!
ゆっくりとした赤獅子のお囃子と対照的です。

巡行中の曲がり角などでも、
とてもスピード感があります!
曳子の人たちも、少し駆け足で、
一気に曲がります!!

2日の宵山の最初は、
中町通りに止まっている青獅子。
19時過ぎにお囃子の笛の吹き出しがあって、
最初の太鼓の「ドン!」という音に合わせて、
中町通り全体にかけられた提灯を一斉に点ける、「点灯式」が行われます!

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<見どころ!!>

まずは、
勢いよく曲がる各町のカーブ!
曳子の人たちが歩調を合わせ駆け足で曲がり角を曲がってきます。
その後にやってくる青獅子。

髪の毛を大きく揺らしながら、
勢いよく曲がって、目の前を駆け抜けていきます!!

次はお囃子!
跳ねるようなリズムのお囃子は、その太鼓をたたく姿も見どころ!
青獅子と向かって右側後ろにある太鼓。

太鼓をたたく人のかっこいいバチさばき!
そのテクニックは見逃せません!

そして、
お囃子が盛り上がっているときの獅子頭の揺れ!
大きく左右に揺れるようすはまるで生きているよう。

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3番曳山 材木町の「亀と浦島太郎」

1841年(天保12年)に製作された曳山です。
背中に浦島太郎をのせた亀の曳山。
製作当初は亀の背中には宝珠がのっていましたが、
いつの時代からは不明ですが浦島太郎に変わり、現在に至ります。
浦島太郎さんの手には玉手箱が!
体に重低音の太鼓が響く、とてもゆっくりとしたお囃子。

ゆっくりしたお囃子に対し、
とてもスピード感のある巡行。圧巻です!

3日の御旅所神幸では、
動き出した亀と浦島太郎は駆け足で西の浜にむかい、
勢いそのままで一気に西の浜に入ります!

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<見どころ!!>

1番の見どころは、
3日「御旅所神幸」の「曳き込み」!
勢いよく西の浜に入る様子は、とんでもない迫力です!!

駆け足で西の浜にやってくる亀と浦島太郎を見ていると、
見ている方がソワソワしてしまうほど...

次は、
重低音のゆっくりとした太鼓。
離れたところでも体にズシンと来る太鼓を、
ぜひ体感してみてください!

最後は少しマニアック。
2日の「宵山」では、各曳山は提灯をつけます。
その提灯の中で2つ付いている大きな提灯。(高張り提灯)

亀と浦島太郎のその大きな提灯は、
曲がったときや走るときにガタガタと揺れ、
重みや曳山の揺れを目で見れます!
少し気にかけて見てみてください!
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4番曳山 呉服町の「九郎判官源義経の兜」

(天保15年)に製作された大きな兜の曳山です。
普段は源義経の兜(みなもとよしつねのかぶと)と呼ばれますが、
実は、九郎判官(くろうはんがん)源義経の兜!
本物の兜のような精巧なつくりです!!
笛の響きが綺麗な渋くてかっこいいお囃子。

源義経の兜は、
兜のしころが、本物のように1枚1枚結び、
つなぎ合わされて出来ています!
兜の額の部分についている竜頭。
その細かなつくりも圧巻。

曲がり角を曲がった後には、
兜全体が大きく左右に揺れます!
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<見どころ!!>

まずは、
なんと言ってもその精巧でリアルなつくり!
本物の兜をそのまま巨大化させたような圧倒的なクオリティ。
巡行中も止まっているときも、
ぜひ近くで見たい曳山。

お昼休憩などで止まっている源義経の兜、
じっくりと見てみると、よりそのすごさが感じられます!!

また、
抹茶色の渋い衣装。
肉襦袢と言われる衣装には、龍の絵。
その上から羽織る長法被は少し濃いめの緑で、
かっこいい柄と文字が入っています。

曳山とマッチした衣装。
見ているとタイムスリップしたような感じ!
ジャパニーズクールです!

それと、
3日の夕方などで町に戻ったとき。
巡行中は大きくてつけられない大きな鍬形(くわがた)に
付け替えられているとか...。

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5番曳山 魚屋町の「鯛」

1845年(弘化2年)に製作された曳山です。
真っ赤で大きな鯛の曳山!
14台並んでみてもその大きさは驚くほどです!
ゆったりとしたやさしいお囃子。

そして、
鯛は、鯛の体が大きく上下に動きます!
体だけでなく、左右にあるヒレも!
まるで唐津の町を泳いでいるような巡行。

獅子や兜の曳山は、
お神輿を守る存在として作られたのに対して、
神様へのお供え物として鯛が作られたと言われています。

唐津くんちのパンフレットなどでも表紙になる、
人気の曳山です!!
とてもかわいい目と笑顔!
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<見どころ!!>

まずは、
その圧巻の大きさの鯛が上下に動く様子です!
鯛の体を動かす係の人と、
ヒレを動かす係の人は別々。

うまく息を合わせることで、
まるで生きているように、泳いでいるように動きます!

次は、
京町アーケードくぐり!
とても大きい鯛は、京町のアーケードの屋根をそのままではくぐることが出来ません!

いつもはピンと上を向いている尾を、
折り曲げて、上を向いてよけながらくぐります!
ぜひ、京町のアーケードで見たい曳山!

京町のアーケードだけでなく、
普段の巡行中も、
体を上下させ、電線をよけながら進みます!

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6番曳山 大石町の「鳳凰丸(ほうおうまる)」

1846年(弘化3年)に製作された曳山です。
中国の想像上の動物の、鳳凰が施された船の形の曳山。
14台の曳山の中で1番重く、
舵をとるために曳山の台後ろに2本ついている梶棒(かじぼう)は、
鳳凰丸だけ前後に合計4本ついています!
とてもゆっくりで、笛の響きが綺麗なお囃子。

鳳凰丸の豪華さは、
神社そのものと間違われて、お賽銭を投げられたという言い伝えがあるほど!

3日の御旅所神幸の曳き込みでは、
とても重い曳山ですが、
とても滑らかに、優雅に西の浜に入ります!
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<見どころ!!>

まずは、
各カーブが見逃せません!

鳳凰丸は、
曲がり角を曲がるときは舵を切らずに一度まっすぐに進み、止まります。
そして、
采配(さいはい)が振られると、
一気に舵を切って曲がります!

最初は、曲がらないんじゃないかと驚くかもしれません!
曲がり角で見ていると、
そのヒヤヒヤ感と、曳山が近くまで進んでくる興奮と迫力!!

鳳凰丸はぜひ曲がり角で!

次は、
3日の御旅所神幸の曳き込み!
14台の曳山の中で1番重い鳳凰丸。
浜に入ったらとても時間がかかりそうな感じがします。

でも、
その予想とは裏腹に、
西の浜を優雅に、そしてとても滑らかに。
クールでスムーズな曳き込みです!!

そして、
2日の「宵山」
たくさんの提灯に照らされ、
豪華に光り輝く鳳凰丸は、思わず見とれてしまいます!!

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7番曳山 新町の「飛龍」

1846年(弘化3年)に製作された曳山です。
特徴的なフォルムの赤い龍の曳山。
原形づくりには九代中里太郎衛門きょうだいが携わっています。
リズミカルな太鼓と、透き通るような高い笛の音が特徴!

飛龍はそのフォルムから、とても背が高い曳山。
大きく上下に揺らすことが出来る飛龍は、
町の電線をよけながら巡行します。

塗り替えで1846年の製作当初の姿になり、
今までの色づかいや金箔の使い方が大きく変わりました。

唐津の町を舞うように巡行します!

※1枚目、以前の飛龍・2枚目、塗り替え後の飛龍
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<見どころ!!>

まずは、3日の御旅所神幸の「曳き込み」!
体を上下に動かしながら、舞うようにスピーディに。
西の浜を進みます!!

次の見どころは、
飛龍は上下に動くようす!迫力満点です!!
しかも、それだけじゃありません!

飛龍は上下するときに、
上を向いたらうれしそうなやさしい表情に。
下を向いたときは怖い顔に。
と言われます!

遠くからやってくる飛龍の表情の変化も見逃せません!
やさしい顔と怖い顔。
お気に入りの表情を探してみてください!!

もう一つは、掛け声!
唐津くんちでは「エンヤ―」と「ヨイサー」の2種類の掛け声があります。
飛龍は「エンヤ―」が掛け声ですが、
お囃子が一巡して、「エンヤ―」の掛け声が終わったとき。お囃子の笛に合わせて、
「チャラッチャラッチャ~チャララッチャ~」
の掛け声があります!

ぜひ、曳子の人たちに合わせて言ってみてはいかかでしょうか!

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8番曳山 本町の「金獅子」

1847年(弘化4年)に製作された曳山です。
金色の大きな獅子頭が特徴的!
角は二股になっていて、耳は下に垂れています。
締太鼓(小太鼓)の特徴的なたたき方のお囃子!

金獅子は、
唐津くんちの曳山の中でも獅子頭のサイズが最大級。
そして、
赤獅子と青獅子は髪の毛の下の部分は竹で編んだつくりになっているのに対して、
金獅子は髪の毛の下の部分まで一閑張りの漆器の作りになっています!

そして、
獅子頭のほとんどに金箔が施されて、歯は銀色に輝くプラチナ箔。
圧倒的な豪華さです!
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<見どころ!!>

まずは何と言っても、
その豪華で大きな獅子頭!

2日の宵山では提灯に。
3,4日は太陽に照らされて。大迫力!!

そして、
その大きな獅子頭を支えるつくりは、
他の曳山とは少し違います。
なので、
他の曳山と違った滑らかな横揺れをします!
獅子頭のサイズ感と重みがヒシヒシと伝わってきます!

また、
狭い道では金獅子は耳を動かして電柱などをよけながら進みます。
狭い通りで見ていると、見れるかもしれません!

次は、曲がり角!
金獅子は獅子曳山の中でも髪の毛が一番長いです。
曲がり角を勢いよく曲がった後になびく髪の毛。迫力!!

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9番曳山 木綿町の「武田信玄の兜」

1864年(元治元年)に製作された曳山です。
大きな鹿の角のついた兜の曳山。
曳き込みや米屋町のまっすぐの通りで聞ける、
「ドンドンドンドン…」と連続でたたかれる太鼓が特徴的!

木綿町は、「浜弁当(はまべんとう)」と言われる、
3日の御旅所神幸の時に西の浜に幕を張って、
町の曳子がご飯を食べる習慣をいまも絶えずに続いています!

木綿町(きわたまち)は、
江戸時代初期ごろに、木綿業者が住んでいたから、
その名前がついたと言われています。
もめんじゃなくて、きわたです!
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<見どころ!!>

まずは、3日の御旅所神幸!!

武田信玄の兜は、とても勢いのいい曳き込みが特徴!
西の浜にやってきて、引き込みの準備。
それが終わると、一気に曳き込まれます!

その時にたたかれる太鼓は、
休憩なしで「ドンドンドンドン!」と連続でたたかれます!
太鼓の勢いと曳子のエネルギーが一緒になって、
力強く・豪快な曳き込みを見ることが出来ます!!

また、
この連続でたたかれる太鼓は、
耳をすましていると、米屋町のまっすぐな道でも聞けるかもしれません!

次は、2日の早朝に行われる「朝曳山(あさやま)」
真っ暗な唐津の町。朝4時過ぎ。
木綿町の曳子の方が続々と曳山展示場に。

真っ暗な中に提灯に照らされる豪華な兜。
宵山本番以上に暗くて透き通った冷たい空気の中で見る、
朝曳山は格別です!!
※ちなみに、3番曳山の「亀と浦島太郎」6番曳山の「鳳凰丸」
13番曳山の「鯱」14番曳山の「七宝丸」も朝曳山で町へ帰ります。
どれも格別にきれいです!

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10番曳山 平野町の「上杉謙信の兜」

1869年(明治2年)に製作された曳山です。
金色の豪華な獅子頭の兜。大きく長い角!
低くてすごく響く太鼓。
独特なリズムでたたかれる太鼓が特徴的なお囃子。

とても曳子さんが多い町で、綱がすごく長いです!
先頭の旗を持った曳子の人が来てから、
少しずつお囃子が聞こえてきます。
待ち遠しくてうずうずしちゃいます!

そしてやってきた上杉謙信の兜に、大興奮!!

武田信玄に続いて上杉謙信。
塩を大切にするという風習もあります!

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<見どころ!!>

まずは、
その豪華な曳山!
長い綱で待ち遠しくてたまらなくなって、
やってくる曳山はワクワクと感動が倍増!!
旗を持った曳子の人がやってきたらスタンバイです!

そして、
曳子の人たちがやってきます。
その時お囃子は遠くから小さく聞こえています。
大きな「エンヤー」の掛け声。

そして、曳山が近くまで来ると、
低くて大きな響く太鼓。体にズシンときます!
お囃子の迫力がすごいです!

大迫力のお囃子を楽しむなら、曲がり角を曲がった少し先がおすすめです!
長い綱が続いて、曳子の人たちが歩いていくうちは、
お囃子は比較的小さく聞こえます。

曳山が曲がってきた瞬間に、
お囃子がとても大きく聞こえて、
「キターッ!!」と迫力UPです!!

狭い通りで、ゆっくりとお囃子を奏でているときは、
その独特な太鼓のリズムに耳を傾けてみてください!
かっこいい間を作る太鼓です!!

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11番曳山 米屋町の「酒呑童子と源頼光の兜」

1869年(明治2年)に製作された曳山です。
酒呑童子(しゅてんどうじ)を源頼光(みなもとらいこう)らが退治しに行くお話のワンシーン。
源頼光の兜に酒呑童子の切られた首が噛みついています!
高い鉦の音と、低く大きい太鼓の音がマッチしたお囃子。

源頼光に首を切られて、
怒りや恨み、悔しさに満ち溢れた酒呑童子の目は血走って、
にらみつけています!
そして、体に響く重厚なお囃子。

そのリアルな表情と恐ろしさは、
泣いちゃう子供がいるほど!
2日の「宵山」で、
提灯に照らされたその姿は、大人でも少しギョッとしてしまいます。
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<見どころ!!>

1番は2日の宵山!!
酒呑童子と源頼光の兜の迫力がより感じられます!

提灯に照らされた酒呑童子表情は、
本当に生きていて、にらみつけられている感じが!
小さいお子様は守ってあげてください!!

そして、
酒呑童子と源頼光の兜は、曳山の中でもかなり大きいです!
表情だけでも迫力がありますが、
その大きさにも驚くこと間違いなしです!

本当の目のようにリアルで、
透明感のある血走った眼もお見逃しなく!

次は少しマニアック!
それは通り過ぎた後か、止まっている時にしか見るのが難しいかもしれません。

それは、酒呑童子の歯!
磁器で作られた真っ白い歯は正面から見ると鼻の下あたりに見えます。
でも、
酒呑童子は兜の上に噛みついています!
なので、しっかりの兜の後ろの方まで真っ白い歯があります!
とても忠実に再現されています!

後ろまで歯があることを知っていると少し通かも!

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12番曳山 京町の「珠取獅子」

1875年(明治8年)に製作された曳山です。
唐津くんちの獅子の曳山の中で、唯一全身があります!
鮮やかな緑色が綺麗。
締太鼓(小太鼓)のキレがかっこいいお囃子!
※珠取獅子(たまとりじし)とは、
神社の前に奉献されている石でできた狛犬(こまいぬ)のことです!

珠を守るようにしがみつく足は、
筋肉がリアルに作られていて、大迫力!

そして、
曳山の作り上、かなり前に迫ってきているように見えます!


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<見どころ!!>

まずは、
迫ってくるようなその迫力!
曲がり角で見ているとじっとこっちを見つめながらやってきます!

曲がり角のところまでやってくると、
狭い通りなどでは迫力も倍増!

そして、
珠取獅子の見どころは、正面からだけではありません!

それは、
通り過ぎた後。

しっかりと珠にしがみつくその後ろ足は、
本当に力を入れて踏ん張っているように、
見事な筋肉の凹凸が!
ものすごくかっこいい、彫刻のような筋肉です!!

ぜひ、目の前を通り過ぎた後を目で追ってみてください!
去っていく珠取獅子の後ろ姿に、
惚れ惚れしてしまいそう!

見逃せません!

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13番曳山 水主町の「鯱」

1876年(明治9年)に製作された曳山です。
大きなシャチホコの形の鯱の曳山。
鯱は火災よけの魔力があると言われています。
「ドーン、ドーン」とゆっくりと
一定で繰り返される太鼓が特徴的なお囃子!

3日の御旅所神幸では、
14台の曳山の中でトップクラスのスピードで
曳き込みが行われます!

鯱が体を上下させるのは限られた場所だけ。

曲がり角を曲がった後に、
ゆっくりと2回だけ体を上下に動かします!

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<見どころ!!>

まずは、3日の御旅所神幸!!
圧倒的なスピードの曳き込みです。

準備を整え走り出した鯱は、
スピードを落とさず一気に西の浜の奥まで入ります!
曳き込みを終えると、ゆっくりと体を上下し、歓声が。
そのスピード感に驚くこと間違いなしです!

次は、京町のアーケードくぐり!
鯱は背が高いため、京町のアーケードは体を上にしないと、
屋根にぶつかってしまいます。

京町のアーケードでは、
曳子は駆け足。

ものすごいスピードでアーケードに差し掛かり、
ぎりぎりで体を上げ、屋根をよけます!!
ヒヤヒヤと興奮間違いなしです!!

そして、
鯱は基本的には曲がり角を曲がった後に2回だけしか、
体を上下させません。

上下するところを見るなら、
曲がり角か曲がり角を曲がった後のところで!!
他の動く曳山と比べても、とても大きく上下します!

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14番曳山 江川町の「七宝丸」

1876年(明治9年)に製作された曳山です。
豪華な竜頭の船の曳山。
七宝丸の屋根の部分は、グラグラと揺れます!
リズミカルなかっこいいお囃子!

4日の町廻りのクライマックス。
曳山展示場に最後に入る七宝丸は、
毎年恒例アンコールが!今年もあるかもしれません。

曳山展示場が最高潮に盛り上がる、
感動の時間です!

14台の曳山の最後を、
勇壮に巡行する迫力!必見です!
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<見どころ!!>

1番は、4日の町廻りのクライマックス!!
唐津くんち最大の盛り上がりを見せます!

そして、七宝丸が曳山展示場に入り終えると、
3日間の熱い唐津くんちは終わりを迎え、
曳山たちはしばらくの休息に。
見逃せないクライマックスです!

また、
七宝丸は2日の宵山で迫力UP!

眼に光が灯され、
より生き生きとした七宝丸を見ることが出来ます!

そして、
曳子の人たちの
大きな大きな「ヨイサー!」の掛け声は、圧巻!

巡行中に見るともちろん迫力満点でとてもかっこいい。

それだけじゃなくて、
止まっているときにじっくりと七宝丸の細部を見ると、
その作りの細かさに驚くこと間違いなしです!

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まとめ

ということで、
へたっぴながら14台の曳山についてまとめてみました!
14台の曳山の曳山ともう一つ、紺屋町の「黒獅子(くろじし)」という、
現存していない曳山もあります!

黒獅子については、
また別の機会にまとめてみようと思います。

唐津くんちの14台の曳山はそれぞれ個性的で、
魅力がたくさん。
どの曳山も見逃すことが出来ません!

曳山を見て、お囃子を聞いて。
曳子の人たちのエネルギーを感じて。

一緒に「エンヤ―!」「ヨイサー!」の
掛け声を言う。

楽しみ方はたくさんあります!

読んでいただいたみなさまの唐津くんちが、
感動いっぱいで楽しいものになりますように!!

くれぐれも、
唐津くんちの関係者及び警備の方の指示を守って、
安全にお楽しみください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!